超音波探傷 UT レベル2 / 4択円形振動子を用いた垂直探触子の近距離音場限界距離 x₀ を求める式はどれか。ただし、Dは振動子の直径、λは波長とする。
非破壊検査(NDT)レベル2 UT過去問の解説。カテゴリ:近距離音場限界距離
問題
円形振動子を用いた垂直探触子の近距離音場限界距離 x₀ を求める式はどれか。ただし、Dは振動子の直径、λは波長とする。
- 1. x₀ = 4λ / D²
- 2. x₀ = D² / (4λ)
- 3. x₀ = D / (4λ)
- 4. x₀ = D² / λ
正解
2番
x₀ = D² / (4λ)
解説
① 近距離音場と遠距離音場
- 振動子の近くは音場が複雑な近距離音場(柱状)
- その先は広がっていく遠距離音場
- 境界の距離が近距離音場限界距離 x0
② 公式 x0 = D²/(4λ)
- 振動子径Dの2乗に比例(Dが大きいほど長い)
- 波長λに反比例(周波数が高いほど長い)
- λ=C/f なので、高周波ほど x0 は長くなる
③ 他の選択肢はなぜ違う
- 1番:分子と分母が逆(Dとλが反対)
- 3番:Dの2乗でなくDのまま
- 4番:4で割っていない
まとめ
x0 = D²/(4λ) 振動子径の2乗に比例・波長に反比例
関連規格:JIS Z 2344(超音波探傷試験方法 通則)/ UT1テキスト 図2.16・表2.2(近距離音場限界距離と指向角)
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