超音波探傷 UT レベル2 / ○×小さなきずまで検出するためには、一般的に波長の短い超音波を使う。
非破壊検査(NDT)レベル2 UT過去問の解説。カテゴリ:波長と検出能
問題
小さなきずまで検出するためには、一般的に波長の短い超音波を使う。
- ○ 正しい
- × 誤り
正解
○(正しい)
解説
① 波長と検出限界
- 検出できるきずの下限 ≒ 波長の 1/2
- 波長が長い → 小さいきずを見落とす
- 波長が短い → 小さいきずも反射する
② 波長を決める式
- λ = c / f (波長 = 音速 ÷ 周波数)
- 鋼中の縦波音速 c ≒ 5900 m/s
- 2MHz → λ ≒ 3.0 mm
- 5MHz → λ ≒ 1.2 mm
③ ただしトレードオフ
- 高周波 → 減衰が大きい
- 厚物・粗粒材は届かない
- 検出能と透過力のバランスで周波数を選ぶ
関連規格
- JIS Z 2300 非破壊試験用語
- JIS Z 2344 超音波探傷試験方法通則
- λ/2 は回折限界という物理原理
まとめ
波長短い = 小きず検出◎ ただし減衰とのトレードオフ
関連規格:JIS Z 2300 / JIS Z 2344
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