超音波探傷 UT レベル2 / ○×超音波は、鋼の結晶粒が大きいと、減衰が小さい。
非破壊検査(NDT)レベル2 UT過去問の解説。カテゴリ:減衰と散乱
問題
超音波は、鋼の結晶粒が大きいと、減衰が小さい。
- ○ 正しい
- × 誤り
正解
×(誤り)
解説
① 散乱減衰とは
- 鋼は無数の結晶粒の集まり
- 超音波は結晶粒界で反射・屈折する
- あちこちに散らばり、だんだん弱まる = 散乱減衰
② 結晶粒が大きいほど減衰は大きい
- 結晶粒が大きい → 散乱が強い → 減衰 大
- 結晶粒が小さい → 散乱が弱い → 減衰 小
- 鋳鋼やステンレス溶接部は粗粒で探傷しにくい
③ 周波数も関係する
- 周波数が高い = 波長が短い ほど散乱減衰は大きい
- 粗粒材には低めの周波数を選ぶ
まとめ
結晶粒が大きい = 散乱減衰 大 粗粒材は低い周波数で探傷
関連規格:JIS Z 2300 / JIS Z 2344
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